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箱庭図書館/乙一、他/
話の善し悪し以前に言いたいことがある。
これは短編集ではなくアンソロジーだ。
どういうことかというと
そもそもは作家自身のウェブの企画で、読者の没原稿をリサイクルするよ!というのを書籍化したものだから。
話によっては文章をそのまま使っている部分もある。
というようなことは全部あとがきに書いてあるのでそちらを是非。
実はこの本の企画については、まったく知らずに購入した。
書店でおや乙一、と思って買ったのだ。
だからこれから買おうとしているファンに忠告。中身を見てから買ったがいいと思います。
そんなこといっておきながら、中身は面白かった。乙一だと思って構えるのがいけませんね。
話の一つ一つに個性が強く出ているから、どう面白いと一口で言えないのが残念、というか特徴かな。
いっこいっこ言ってくととてもキリない。
その割に全体に繋がりと流れがあって、一冊で一塊の物語、という感じ。乙一のそういう一ひねり入れてくるところがすごく好きだなあ。
原作者たちの清々しい(時に鬱屈・笑)空気があってよい青春を感じました。感想おしまい。
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