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2024/04/29

テルマエ・ロマエ

テルマエ・ロマエ/武内英樹/2012・日本・イタリア

すごかった。

古代ローマの市街地の再現がやばい。正確かどうかは知らないけど迫力がすごい。
キャスティングが面白過ぎる。
とにかくスケールがでかい。意味がわからないほどに。
エキストラはみんなして多分外国(ギリシャ?)人なのに、メインキャストの日本人が一人も浮いてない。恐ろしい話だ。

前半はずっと笑ってた。
タイムスリップの手の込んだ手抜き的表現も面白かった。
けど後半は展開が、目的が変わってしまって残念であった。

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2012/08/15 映画感想 Comment(0)

ストレンジャー・コール

ストレンジャーコール/1980アメリカ/

ちょうこわかった。
それもベタ怖い(笑)

あらすじ。
人里離れた豪邸に、ベビーシッターと子供達がお留守番。そこへ不審者から電話が掛かって来て…。

映画的にも場所も完全にアメリカなのに和風ホラーな感触を受けた。
お庭にお池があったり、そこに鯉が泳いでたり、柳のような木があって生暖かそうな風が吹き抜けたり…と、怪談を思わせる美術設計は狙ってのことだろう。
何もないところで画面を長くひっぱったり、ドアや階段を意味ありげに映す感じが、筆者には馴染みある定番のホラー的演出でそれはもー怖かった!
(これが好みの別れるところで、荒木先生あたりだと「欝陶しくて退屈な演出」と言われてしまいそうな。)

オチは秀逸だった。
特殊なバッドエンドと言えるだろうか、割と定番の流れなのに後味は悪かった。



こんな具合で画面もまっすぐ見られないし、なんかあるとぎゃー!とか言いながら見るのがそりゃー楽しかったです。

2012/08/15 映画感想 Comment(0)

スノーホワイト

スノーホワイト/ルバート・サンダース/2012.アメリカ

アリス・イン・ワンダーランドのスタッフによる白雪姫。
グリム生誕200周年記念とかなんとかいう触れ込みで、ぐりみあんとしては見に行かねばならぬかしらと思って見に行きました。

ぶっちゃけそんなに期待してませんでした。
まあ期待どおりでした。

よかったところ。
白雪姫らしい話のパートは素晴らしくよかった。なんと言っても毒林檎。白雪姫という物語の胆でしょう。
あと中身が入ってない兵隊さんの動き、人間と戦って破壊されるところなんか造形がすごくよかった。
造形と言えば、女王(継母)が魔力の使いすぎで老けていくシーン、すごかった。映像技術はここまで…!

困ったところ。
もののけ姫にしか見えないシーンがあった。リスペクトだか偶然だか知らないけど、とにかくそぐわないと感じた。
もうひとつ。女王が最後まで美しかった。
鏡さんが「一番美しいのは白雪姫です」と言ったとき、そうでもないよね。と思っちまった。
個人的には黒髪眉毛きりり西洋系女の子がストライクなので白雪姫の方が好きだけど、もうこれは好みだよなあ…の域。

総合して。
技術の割に勿体ない映画だった。
まあ原典が神だから仕方ないね。

2012/08/14 映画感想 Comment(0)

カースド

ウェス・クレイヴン's カースド (原題:Cursed)/ウェス・クレイヴン/2005,アメリカ

想像以上に面白かった。

狼人間のやや迫力に欠ける造りから超B級ホラーを想定していたのだけれど、意外や、他のCG表現なんかすごく凝っていて映像もよかった。
生首がごろんとするシーンがあったりするけれど、これも中々綺麗に撮れている。すごい。

主人公自身が呪われる=怪物になってしまうというパターンながら、敵のモンスターを倒すような流れも奇抜で面白い。
場面展開はベタだから安心して見られる(これ褒めてるのかな)、なのにあんまり気持ち悪いというか無闇に残酷な感じがしないのは何故だろう、怪物が狼(人間)だからだろうか。変な引きがないからかなあ。
ばっさりすっきりした展開は最後まで続くので、蟠りなく見終われてそこもよい。
ヒロインが彼氏との関係を断ち切るところがちょっとあっさりし過ぎていて逆に気になるけど、まあハッピーエンドでよしとしよう。

主人公二人が呪いのせいで性質が変わっていくところは役者さんの底力をみた。

あと気になったのは、狼人間伝承は日本人には馴染みが薄くてピンと来ないかなと思った。
銀に触れないとか初めて知った設定も多かった。
でも作中に説明があるから、知らないと思っても逆に新鮮に感じられた。

総じて良い印象でした。
怪物系ホラーは時々びっくりするほど面白いときがあるからやめられないねぇ。

2012/07/28 映画感想 Comment(0)

ペイ・フォワード 可能の王国

ペイ・フォワード 可能の王国(原題: Pay It Forward)/ミミ・レダー/2000.アメリカ

泣いた。感動作。

アル中のお母さんとろくでもないベガスに絶望していた11歳の少年が、シモネット先生の教えをうけて、世界を変えてやろうという話。

登場人物はアル中のママンをはじめ、こそ泥だのホームレスだのと言い方は悪いがろくでもない人物像で出て来るが、なんだか嫌いになれない。
作中の台詞を借りていうと「人の善意を信じ」られる映画。
夏休みだねぇ。

しかし人物の描き方が深く容赦なく、映画として素晴らしい。
いい大人が涙すること請け合い(たぶんね)。

「クラスのみんなはこう思っているようだ。君の考えはあまりにもユートピア的であると」
「つまり?完璧ってこと?」

フィクションだからと笑うなかれ。
フィクションだよねと嘆くなかれ。
人間に使うことを許された想像力という驚異的な力はこれほどまでにすごいもんだ。

2012/07/28 映画感想 Comment(0)

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